活用事例
Case Study
【ものづくりIoT事例】結露リスク監視システム
結露リスク監視
近年、温暖化に伴い梅雨・夏季において空気中の水分量が増加しており、夏型結露による被害が甚大となっていることから、年間を通じて結露対策の重要性が増しています。

本システムは、鋼材のサビ、アルミ材の腐食、塗装のムラ、カビの繁殖の原因になる結露の発生リスクを監視します。 周囲環境の気温・湿度から露点温度を算出し、監視対象物(製品、壁、天井、床など)の表面温度との差をモニタリングすることで結露リスクを判定し、リスクレベル(注意/対策/警報)に応じて表示灯・ブザー・メール・自動音声電話にて通知することで換気や保管品の移動など迅速な対応を促します。 オプションとして、軸流ファン等の対策機器を遠隔操作・自動制御することも可能です。

※ 露点温度・・周辺環境における温度と相対湿度から算出される、対象物(製品・壁・天井など)に結露が発生する温度
結露リスク監視システム構成図
オプション(軸流ファン遠隔操作)
軸流ファン遠隔操作システム構成図
結露監視
クラウドシステム
クラウドシステム
機器構成
1.露点計 
2.表面温度センサ 
3.通信装置   
4.警報装置(表示灯) :オプション
5.温度制御盤 :オプション
※ クライアント端末(パソコン、スマートフォン、タブレット)は、ユーザー様にてご用意下さい。
※ ルーター(SIMカード)は貸出品です。契約終了後、ご返却頂きます。
用途/導入メリット
■ 結露リスクを自動的に判定し、リスクレベル(注意/対策/警報)に応じて表示灯やメールにて通知することで適切な換気や保管品移動など迅速な対応が可能になります。

■ 1時間毎に72時間先までの天気予報データをもとに結露が発生する可能性を予測します。

■ 長期的にデータを収集することで、結露の発生しやすい場所・時間帯や効果的な対策を分析することが可能になります。

■ ネットワーク経由でリモート監視することができ、データの管理など現場の負担を軽減することが可能です。

価格
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現場の用途に対応したカスタマイズをご希望の場合は、ご相談下さい。
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